【ローレット】切削ローレットの基礎知識



ローレット
ローレット

工具屋そりたけです。

さて、だいぶご無沙汰しましたがやっと生活に少しだけ余裕?が出来た
のでまたぼちぼち書きます。

第5回は切削ローレットの基礎知識。

切削ローレットを販売している側として一番良く言われるのが
「こんなに奥が深いと思わなかった」
の一言です。
これは年配の方ほど、お聞きするセリフですね。

昔からローレットと言えば、転造。
言わせてみれば。

ギザギザの駒をピンに差して押し付けりゃ出来る。
加工条件?そんなもんは回ってりゃいいんだよ。
時々油かけてね、ピュピュっと。

と皆さんおっしゃいます(笑)
馬鹿にしているわけでは無く本当にそれでローレットは出来ましたし、
それでOKなのです。
では何故わざわざ奥が深い切削なのか?
それは前述でふれてきましたが「精密かつ精細な尖ったローレットを
作る」につきます。


切削ですので、転造と違いシビアになる点がいくつもあるのです。
下記に列記します。

①芯の高さ:ワーク芯をとらえないと目が曲がりやすい、ダブりやすい
②加工条件:遅い加工条件だと刃先に負荷が掛かり、
      刃先が欠けたり破損したりしやすい
③ツールパス:ただ押し付けるだけではなく押付⇒Z送りで切削していく
④切削液:切粉が出るので切粉を流す必要有、刃先の摩耗も冷却で防ぐ

他にも色々ありますが、まずは上記4点が切削のキーポイントです。
その中で全国からたくさん問合せが来るトップが

【目が曲がる】
【目がダブる】
【刃がもたない】

この3つです。

それでは次回からは上記3点のトラブルに絞って解説していきます。
それではまた次回!

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ほかにも、、スゴイ加工動画

え?CNC旋盤でこんな加工が・・

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